日本美術刀剣保存協会 東京都支部


◆活動報告◆





◆2026年度 第一回鑑賞研究会◆

2026年4月18日(土)

於:東京美術倶楽部
 刀剣一本入札鑑定 堀込晋 講師
 刀 剣:『安土桃山時代の刀剣』 生野直樹 講師
 刀装具:『江戸金工 横谷・古川・柳川』 葉山修陽 講師


東京都支部 4月鑑賞会報告            瀬下友里子

 

令和8418日(土)東京美術倶楽部に於いて、東京都支部定例鑑賞会が行われました。

およそ60名の方々にご参加頂きました。

 

今回の刀装具は「江戸金工 横谷.古川.柳川」がテーマで
解説を葉山修陽講師より解説していただき、
町彫りを創始し片切り彫りの彫金技法を大成した横谷宗珉や
横谷宗興、古川元珍、古川常珍、柳川直政、大森英昌などの名品がずらりと並びました。

鏨の入り方や銘の切り方の違いや、参考品として西の名人、一宮長常の作品も加えて
江戸金工と京金工の作風の比較についても詳しい解説をしていただき、大変勉強になりました。

 

鑑賞刀は「安土桃山時代の刀剣」がテーマで、
室町最期末の永禄頃から江戸時代の寛永頃までの代表する名工、源兵衛尉祐定、実忠、
若狭守氏房、春光、備中国重、国廣、同田貫上野介、平安城国路、肥前忠吉、南紀重国、
丹波守吉道、越前貞次などの作品が14口出陳されました。

生野直樹講師より各刀工の名品の特徴を時代背景と共に詳しく解説していただきました。

 

鑑定刀は一本入札で行われ、下記の5口の作品が出題されました。

解説は堀込晋講師より各鑑定刀の見どころや特色などを詳しく示され、おおいに参考になりました。

 

一号刀 刀 恒遠

二号刀 刀 備州前国住長船春光作 天文ニ年八月日

三号刀 刀 薩藩臣奥元平 天明ニニ甲辰 八月

四号刀 刀 行光(加州)

五号刀 短刀 平長盛

 

成績上位者は以下の通りでした。(敬称略)

天位 冥賀亮典

地位 太田士朗

人位 池永順一

 

講師の解説後、再び鑑賞刀と鑑定刀を皆様がご覧になりました。

午後4時に終了時刻となり、散会となりました。

 

次回の東京都支部鑑賞会は2026718日を予定しております。


   


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